矢取地蔵尊

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京都の羅城門にある矢取地蔵尊です。

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平安時代、京都の神泉苑で東寺の空海・弘法大師と、西寺の守敏僧都の術競べが行われました。

東寺の弘法大師が雨乞いなどで勝利して、西寺の守敏僧都は悔しい思いをしました。


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そして、弘法大師が東寺へ帰る道で羅城門を通った時に、隠れていた守敏僧都が矢を放ちました。

その時に、どこからか現れた僧が矢を防いで、弘法大師を救ったのでした。

その僧が、実は地蔵尊で、それから矢取地蔵尊としてお祀りされています。

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私の実家からも近くてよくお参りしていました。

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今はきれいになりましたが、昔は薄暗くて少し怖かったです。

小さなお地蔵様ですが、平安時代からの歴史を持つお地蔵様です。


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