疫神社
7月30日に、八坂神社の疫神社へお詣りしました。
疫神社は、蘇民将来をお祀りする神社で、祇園祭にも関わりのある神社です。
むかし、牛頭天王(素戔嗚尊)が旅をされた時に、裕福な巨旦将来に一夜の宿を頼みましたが断られました。
それで貧しい蘇民将来に宿を頼むと、快く引き受けて貧しいながらも心のこもった世話をしてくれました。
牛頭天王は、この後に疫病を流行らせて巨旦将来の一族は死に絶やす事になる。
しかし蘇民将来は世話をしてくれたので、蘇民将来の一族は助ける事にした。
「蘇民将来の子孫なり」の札を貼った家は助かるだろうと告げたのでした。
こうして蘇民将来子孫也のお札は疫病避けのお札となりました。
疫神社では、毎年7月31日には疫神社夏越祭が行われて祇園祭の締めくくりと言えます。
この夏越祭には多くの方々が参拝に訪れ行列になります。
私も一昨年くらいまではお詣りしていましたが、暑い中で1時間以上も並ぶのはしんどいので、前日の30日にお詣りして御朱印もいただきました。
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