
2月15日は、お釈迦様が入滅された涅槃会の日です。
昨年に描いた涅槃図です。
いろんな生き物が悲しんでいますが、猫は描かないのが決まりのようになっています。
右上の雲の上で泣いてるのはお釈迦様の母親の摩耶夫人です。
摩耶夫人は、臨終のお釈迦様に薬を投げ下ろすのですが、木の枝に引っ掛かり届かないとなっています。
投薬と言う言葉は薬を投げた事から来ているとも言われます。
摩耶夫人の投げ下ろした薬をネズミが取りに行こうとしましたが、猫がネズミを追ったために薬を取れなくなり、そこから猫を描かなくなったと言われています。
他にも諸説あり、はっきりしないみたいです。
もちろん猫の描かれた涅槃図も、いろいろありますね。
この記事へのコメント
動物たちが悲しんでるのが伝わってきます。
猫を描けない理由、納得です。
これは昨年に描いたのだと思います。
涅槃会とか、いろいろとお約束事とかあってわりと面倒ですね。
猫は十二支からも外されて涅槃図からも外されて気の毒ですね。
本当は、ネズミが経本とかいろいろと齧るのでネズミ除けで守護の存在だったりするんですけどね。